コロナ禍での切迫早産―面会も立会も禁止だった私の入院生活

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こんにちは、ともかです。

今回は、妊娠31週で切迫早産と診断されたともかの入院生活を振り返ってみたいと思います。

コロナ禍での入院生活は、面会禁止!立ち会い出産も禁止!
妊婦にとっては試練だらけの日々でした。

今、このコロナ禍で入院されている妊婦さんも、心細く過ごされているかと思います。

ともか
同じ思いをされている1人でも多くの方々に読んでいただけると幸いです。
目次

このコロナ禍に切迫早産で入院!

医者

2021年1月半ば。

妊娠7ヵ月最後の日に受けた妊婦検診で、突然「切迫早産・要入院」と診断されました。

それまでの妊婦検診では順調そのもの。

前回の検診では「今のところ早産のリスクもない」と言われていたのに、いきなり「このまま入院してください」と言われ、頭の中が真っ白に…。

子宮頸管長がわずか1.6cm

内診台から降りると、下記のような説明を受けました。

⚠️通常2.5cm以上はないといけない子宮頸管長がたった1.6cmしかない
⚠️NICUがない病院なので、肺機能が成熟するまで管理入院しましょう
⚠️最短でも35週、できるだけ37週以降の出産を目指しましょう
ともか
「37週ってことは、最長6週間も?!………絶対無理。」

コロナ禍での入院手続き

点滴

家に荷物を取りに帰る間もなく、そのまま入院を言い渡された私。

待合室の外で待っていた夫に半泣き状態で報告しました。

そしてゆっくり話す時間もなく、PCR検査の窓口に案内されました。

気持ちに整理がつかないままPCR検査へ―

私が入院になった2021年1月は、新型コロナウイルス・第3波にあたる時期でした。

外来時にはもちろん検温・アルコール消毒を行いましたが、入院となるとさらにPCR検査も義務付けられていたんです。

初めてのPCR検査をこんな形で迎えるとは💦

私は鼻咽頭検査という鼻から検体を取って調べる検査でした。

結果が出るまでの1時間は色々なことを考えました。

入院の荷物も持ってきてもらわないといけないし、仕事も休まないといけないし―。

ともか
「いっそ陽性だったら入院せずに家に帰れるのかな…」なんて考えちゃったくらいです(^^;)

そして病棟へ―

検査結果は陰性

コロナウイルスには感染していなかったので、そのまま病棟に移動することになりました。

看護師さんがすぐに車椅子を持ってきてくれました。

付き添いの家族は病棟には入れないと言われたので、最後に夫に必要な荷物を伝えてそのままお別れです。

そして「今は面会が全面禁止なので、荷物を持ってきても受付で預かりという形になる」ということもここで言われました。

ともか
心の準備をする時間なんて全くありません!

切迫早産で緊急入院になった方は、みんなそうなのかな。

いきなり切迫早産と言われ、そのまま車椅子に乗せられて…。思いもしない展開に驚きですよね💦

入院中の面会禁止…

朝日とベッド

そんなこんなで、突然始まってしまったコロナ禍での入院生活。

切迫早産での管理入院は、絶対安静が基本です。

1日のほとんどをベッドで寝て過ごす日々。

お風呂は週に2回までだし、売店にも行けない。何より面会禁止が一番のストレスでした。

ともか
「家族に会いたい💦誰かと話したい💦」

そんなことばかり考えながら、1日に何十回もカレンダーを見ていました。

入院中につらかったこと|コロナ禍での切迫早産

病院

辛かったのは、面会禁止だけではありません。

コロナ禍での入院ということで、他にも色々な制約がありました。

病棟内では常にマスク着用!

私は個室でしたが、個室でもみんなマスク着用でした。

お医者さんや助産師さんも常にマスクを付けていたので、それは仕方ないですよね。

ただ切迫早産の患者さんは、ウテメリンやマグセントなどの点滴や服薬治療をしていることが多いです。

私もウテメリンの点滴を24時間つなぎっぱなしでした。

ともか
そしてこの副作用が結構きつい…💦

副作用は人によって違うみたいですが、私の場合、動悸、息切れ、てのひらの痒みがすごかったです。

動悸と息切れは、寝たきり生活で体力が落ちていたっていうのもあったのかな~。

ともか
そんなヘロヘロ状態なので、マスクがまたつらかったです…。

立ち会い出産も、産後の面会も禁止

コロナ禍での出産はとにかく孤独。

うちの病院では、立ち会い出産も産後のお見舞いも禁止でした。

夫は立ち会う気満々だったのですが、こんなご時世です。

分娩室に外部の人間が入ると、感染リスクが上がっちゃいますもんね。

ともか
これも仕方ないんですが、とにかく寂しい…。孤独…。

そして、生まれたての赤ちゃんを家族に見に来てもらうこともできません。

夫も両親も、私が退院するまで赤ちゃんと会えなかったので、写真を毎日送っていました。

生まれたての息子を抱っこさせてあげたかったな~。

コロナ禍での入院生活は面会も外出もNG|まとめ

そんなこんなで、コロナ禍での入院・出産は本当に試練の連続でした。今思い出しても、辛かった。

「みんな同じ、みんな頑張っている」
そういう態度のお医者さんや助産師さんもいるとは思います。確かにそれはそうかもしれません。

私も、「赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたので全部報われた!」と自分に言い聞かせているところもありますが、それでも辛いものは辛い!寂しいものは寂しい!

それが本音です。

ともか
「大切な赤ちゃんのためじゃなかったら、とっくの昔に退院してるよ!」って言いたいです。

6週間という長い入院生活でしたが、もっと長い期間入院されている妊婦さんもいるんですよね。

私もメソメソしながら過ごしていたので、「前向きに頑張って!」なんて偉そうなことは言えません。

赤ちゃんのために頑張っているママさんたちが、少しでも穏やかに、何気ない楽しみを見つけながら入院生活を送れますようにとひっそりと願っています。

https://irohairoiro.com/schedule/

↑ともかの入院生活のスケジュールについては、こちらの記事にもまとめています。

ともか
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