人生初の腱鞘炎!
慣れない育児で手首にかなりの疲労がたまっていたみたいです。
「腱鞘炎には安静が一番」とは聞くけど、赤ちゃんは待ってはくれないし、このままだと育児ができないかもというほどの痛み…。
100均の手首サポーターでどこまで改善するのか?!
腱鞘炎で育児ができないほどの痛み
みぃくんが生後3ヶ月を迎えてからすぐのこと。
朝起きると、「あれ?なんだか左手首が痛い気がする」
最初はやんわりな痛みでしたが、治るどころか日に日に痛みが増す一方…。
その頃すでに抱き癖もついてしまっていたので、手首を休ませたくても休ませられる状態ではありませんでした。
育児中の悩みの種―腱鞘炎とは?
私たちの骨と筋肉は、腱という組織でつながれていて、腱を包むパイプのような組織を腱鞘といいます。
手首を使い過ぎると、この腱と腱鞘が摩擦して腫れてしまいます。
これが腱鞘炎が起こる仕組みです。
手首の親指側が痛むのは【ドケルバン病】
親指に近いところや付け根が痛む場合、ドケルバン病の可能性があります。
ドケルバン病も腱鞘炎の一種で、指を広げたり反らしたりした時に、重く鈍い痛みを感じます。
育児中に指も痛む!ばね指とは?
手首だけでなく指の関節に違和感を感じる場合、ばね指の可能性もあります。
ばね指になると、指が滑らかに動かせない・指が引っかかるといった感覚があります。
ばね指も腱鞘炎と同様に、育児中のママさんによく見られる疾患です。
育児中は腱鞘炎になりやすい!4つの原因
2.産後のホルモンバランスの乱れ
3.女性の手首は筋肉量が少ないから
4.ストレッチやマッサージなどをする暇がないから
原因1.長時間の抱っこや授乳
赤ちゃんの頭ってびっくりするくらい重いですよね。
1日に何回、何十回とある抱っこや授乳、沐浴のたびに、ママの手首にはずっしり重い負荷がかかっています。
首がすわって縦抱っこできるようになって少し負担は減りましたが、首すわり前は手のひらで後頭部を支えてあげないといけないので、本当に大変でした。
原因2.産後のホルモンバランスの乱れ
妊娠、出産、産後という中で、女性のホルモンバランスは大きく変化。
実はこれも腱鞘炎に影響しているんです。
エストロゲンというホルモンには腱の動きをスムーズにしたり、炎症を緩和させたりする作用があるのですが、産後の女性はこのエストロゲンの分泌量ががくっと下がります。
そのため、腱鞘の摩擦で炎症を起こして、手首を傷めてしまうというわけです。
原因3.女性の手首は筋肉量が少ないから
さらに、元々手首は筋肉量が少ない部位なんです。
普段から手首を鍛えている女性は少ないので、どうしても腱鞘炎のリスクは高くなります。
ちなみに育児中の腱鞘炎は、利き手と逆側の手がなりやすいんです。
私は右利きなので、左手がなりました。
原因4.ストレッチやマッサージなどをする暇がないから
腱鞘炎を治すには、安静が一番です。
できるだけ手首を使わないことで、炎症が早く治まって痛みも減っていきます。
ただ、育児に追われるママさんにとって、手首を使わないのはほぼ不可能!
ストレッチしたりマッサージに通ったりする時間もないので、痛みを抱えながらも赤ちゃんのお世話を休めず、結果ますます悪化してしまいます。
100均の手首サポーターを買ってみた
とりあえず100均(ダイソー)で手首サポーターを2種類購入!
Amazonでも探してみたんですけど、値段にバラツキがあったので、まずは安い物から試してみることに。
左の袋に入っているのが、【コットンサポーター手のひら用|100円】で、
右の箱に入っているのが、【手の甲用サポーター|100円】という商品です。
サイズは、どちらもフリーサイズで、手のひら周りは17cm~21cmと表記されていました。
100均の手首サポーターを体験!
あれ?こうして並べてみると、黒い方が小さい。
同じサイズ表記だけど、大きさは一回り違います。
着けてみると、やっぱり黒い方が締め付け感がありました!
というか、白い方がゆるいという感じかな?
私は男性並みに手のひらが大きいので、一般サイズの女性なら白い方はかなりゆるゆるなんじゃないかな?という気がしました。
黒い方が締め付け感がある分サポート力も感じるので、黒を試すことに!
ダイソーの手首サポーターを使った感想
ダイソーの手首サポーター(黒)を3日ほど使用してみました。
着けている時は、手首の痛みが少しいい気がします。
黒い方はサポート力も感じるので、手首を固定するというのはそれなりに有効なのかなといった感じです。
ただ、続くかどうかと言ったら正直微妙…。
というのも、育児中って一日何度も手を洗いますよね。
食事の準備はもちろん、哺乳瓶を洗う時にもいちいち外さないといけないのがかなり面倒でした。
テーピングよりはサポーターの方が簡単かなと思っていたんですが、「防水のテーピングなら水仕事にも使えるので、そっちの方が楽かもなぁ」というのが率直な感想です。
サポーターを使わない腱鞘炎の治し方・予防法
サポーターを使わずに腱鞘炎を治すには、以下の方法がおすすめです。
- 重い物を持たない
- 手首を返さずに抱っこする
- 家の中でも抱っこ紐を使う
- 抱っこ中はクッションで腕を支える
- バスマットやバスチェアを使って沐浴する
育児中に「重い物を持っちゃダメ」と言われても、正直無理ですよね…。
ただ、抱っこの仕方を工夫するのは、すぐにでも実践できそうです!
たとえば、手のひらで支えようとするとどうしても手首を返す動作をしてしまうので、腕全体(手首より上の部分)を使った抱き方がおすすめです。
座って抱っこする時は、膝の上にクッションや授乳枕を置くと、腕の負担がかなり軽減されます。
また、抱っこ紐やバスチェアなどのグッズを上手く使うと、できるだけ手首を使わずにすみます。
先ほども説明した通り、テーピングやストレッチ、マッサージも効果的です。
ただ、痛みが強くなった時は早めに整形外科を受診しましょう。
育児中の腱鞘炎の治し方|まとめ
産後のママさんは、赤ちゃんのお世話やホルモンバランスの乱れが原因で、腱鞘炎を起こしやすい状態です。
ともかも産後3ヶ月目で、腱鞘炎になり、そこから1ヶ月近く痛みが続きました。
最近は100均でも手首サポーターが売られていますが、私の場合「手を洗う度に着け外すのが意外と面倒だな」と感じました。
これからは抱っこ紐や授乳クッションなどをうまく使って、手首をいたわりながら育児に励んでいきたいと思います!
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